過去ログ - 京子「アッカリーン」
1- 20
140:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/22(木) 12:48:55.26 ID:hLj0OaUF0
結衣「まったく、まるで中学生になったときみたいだな」

ちなつ「京子先輩って、こういう風になったことあるんですか?」

二人の言葉に耳を傾けながら、ふて寝を決め込むことにした。もう、なんだか疲れた。

結衣「ほら、あかりは年下だろ?」

ちなつ「そうですね、一年間は中学生と小学生で別れた時間がありますね」

結衣「その時もこいつ、こんな感じになったんだよ。なんていうか、遊ぶ時間がなくなっちゃうとか言って騒いでた」

聞こえる声に、確かにそんなこともあったななんて思った。

あかりは小学五年生で、私と結衣が小学六年生で卒業式が近付いてた頃に、いつもの公園で私が帰りのチャイムが鳴ってるのに遊ぼうって駄々こねたことがあった。

結衣も困ってたし、あかりは一番困ってた。

あかりが小学校に残っちゃうと3人で遊ぶ時間が少なくなっちゃうとか、そんな理由だった気がする。

結衣「まあ、あの時のことを京子はあまり覚えてないと思うけどね」

そういう結衣は、なんだか一瞬だけこちらを見た気がして、振り返ったけど黙々と勉強をしていた。

ちなつちゃんはその言葉の意味になんか含むことがあったのか、私を見てから溜息を吐いた。

なんだか馬鹿にされた気がしたけど、もういいやとふて寝をやめて、いっぱい寝ることにした。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
332Res/258.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice