21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/12/07(水) 23:43:08.41 ID:vsfN+0+DO
あかりの所為でこんなことになるなんて、本当にどうかしてる。
京子「劇、やめようかな」
しかし、そんなことをしたらちなつちゃんは怒るだろうし、さらにあかりに心配されてしまう。
どうせ今週中に準備も終えられるのだし、そこまで私が頑張ればいいのだ。
無理にそう決めて、まだ早いのに眠ろうと努力して、結局いつも通りの時間に眠った。
あかり『京子ちゃんは笑顔が似合うから、あかりは京子ちゃんが元気でいられるように、元気をいっぱいあげるんだ!』
京子「あかりは元気じゃ、いけないの?」
夢の中のあかりは、私に元気をあげると言ってくれた。でも、それを聞いているのは今の私だった。
あかり『私は大丈夫!京子ちゃんが元気になってくれるなら、それだけで嬉しいから!』
ニコニコの満面な笑みでそう言ってくるのは、今のあかりだった。
あかり『少しごめんね』
でも、そう言ってくるあかりは、どこか申し訳ない顔をしていた。
あかり『元気になってね?』
しずかにあかりの顔が近づいてくるのを、ただ私は待っているだけで、鼻を擽るあかりの匂い。
目が覚めたときに、私は顔を真っ赤にしていた。なんていう夢を見たのだろうか。
しかもよりによって、あかりから…………
京子「…………あーあー!」
思わず枕に顔を埋めて窒息死したくなったが、玄関のチャイムに阻まれた。
332Res/258.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。