236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/26(木) 14:42:48.77 ID:8mwsMNZS0
雪はまだ止まない。
涙の跡が冷たくなって、頬に刺激が加わり始めると、体全体がおもしろいくらいに震えてきた。
体が温かさを求めてる。
でも、それは心のほうなんだなって思う。
どこまでも、凍りついてしまえばいいのにって思っても、この気持ちだけは凍りつかない。
あかり「こういうところだけ、なんで頑固なのかな」
独り言、これ以上寒くなると体も冷えちゃう。
少ししたら帰ろう。
でも、あと少しだけ、此処にいたなる。
この公園を抜けたら、あかりはまた道具のあかりに戻らなくちゃいけないから。
だから今だけでいいから、偽りのないあかりでいたかったから。
雪は多くなって地面も雪で塗れていて、明後日二人のデートは雪の街なんだなって思って。
最後に涙がこぼれた。
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