238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/26(木) 15:44:53.41 ID:8mwsMNZS0
あかりは偽りながらも、それを認めて偽り続けて。
京子は偽ってるのを分かってるけど、それを理解しようとしてない。
そう考えると、本当にちなつちゃんは器用な子なんだなって思えるよ。
ちなつ『残念って、私結衣先輩からも信頼されてないんですかね?』
結衣「そういうわけじゃないよ。ただね、やっぱり、ちなつちゃんは私たちからすると眩しすぎるんだ」
これは本当に私が思っている感想だ。
ちなつちゃんはごらく部に入ってきたときから眩しかった。
自分に素直で、まっすぐだし、思いっきり自信を持ってるそんな女の子。
私たちみたいに、お互い何か偽りながら生活を送ってきたことなんてないんだって思う。
ちなつ『眩しすぎるですか?』
結衣「うん、そういうこと。ある意味、そこはちなつちゃんに憧れちゃうよ」
ちなつ『結衣先輩なら、すぐにそうなれると思いますけどね』
そう言ってから、少しばかりの沈黙があった。
なんだか、ちなつちゃんに聞かれることが少しだけ予想できた。
こうして電話してきてくれたことは、ちなつちゃんなりに考えたことなんだと思う。
もう、無視できないんだろうけど、私はちなつちゃんの言葉を待っていた。
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