269:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/02(水) 15:51:47.55 ID:Lvh5sFTc0
綾乃「午後はたくさん調べてきたんだから、覚悟してなさいよ」
京子「うん」
どうにか声を返してみるけど、心の中はどこかゴロゴロしてて、午後からのデートの内容に期待できるかなんてわからなかった。
綾乃は見たところ楽しそうだけど、内心どう思っているのかって気にしてしまう。
こんな状態の私とデートなんてして楽しいのかなって思う。
そしてなにより、目の前にいる綾乃よりも、違う人のことを考えている私は……
綾乃「って、歳納京子?」
京子「ん?」
綾乃「冷めちゃうわよ」
京子「あ、そうだね」
少しばかり冷めてしまった紅茶を口にしてから、時計を見る。
結構長い時間をここで過ごしてるけど、綾乃が話してくれたことを、私はあまり覚えていなかった。
こんなことで良い訳もないけど、今の私には時間が過ぎることとかもあまり関係がなかった。
綾乃「……」
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