193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2012/01/20(金) 00:05:14.71 ID:aS1M5Plf0
〜〜製薬工場 内部〜〜
武装兵「いたぞ!そっちから回り込め!」
麦野「ちぃ!」
タタタタタ
ここで冒頭のシーンに戻る。
彼女は今倉庫の片隅で壁にもたれかかっていた。
彼女は状況を把握しようと必死で頭を働かせていた。
まだ撃たれた体の痛みや“音”が解消された訳ではない
麦野「はぁ・・・はぁ・・・痛っ・・・くそ・・・」
麦野(浜面の携帯にも繋がらない・・・あいつは無事なの?)
麦野「能力が使えないのはこの“音”だってのはわかる。
だがこんな“音”だけでここまで押さえ込まれるもんなのか?」
麦野(結局私の最後には超ふさわしいって訳か)
麦野「はまづらぁ・・・」
彼女はここで地面にへたり込んでしまう。
科学者A「苦しそうだね」
麦野「な!?」
科学者A「いやいや、よくここまで来てくれた。礼を言おう」
麦野「なに言ってやがんだ・・・」
科学者A「ここは今は使用していない倉庫さ。あそこの倉庫にはいろいろと大切な物が保管されている」
科学者A「私としてもアレを荒られるのは困るのでね」
麦野「クソが!さっさとかかってこい!」
科学者A「そう無理をするな。能力の演算どころか立ってるのもやっとじゃないか」
麦野「へ!さっきのでかいアンテナはどうしたんだよ?ここからならあんたを狙い撃ちできるぞ?」キュイイイン
バシュウウゥゥゥ
科学者A「気がついて無い様だね」
麦野「な!?また弾道が逸れた・・・」
科学者A「君をわざわざこの倉庫に呼び込んだ理由は他にもあったという訳さ」
科学者A「さて、もう追いかけっこはおしまいだ。まずは君の身柄を確保させてもらおうか」
麦野「く・・・」
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