過去ログ - 土御門「忘れたかにゃー、インデックス。オレって実は天邪鬼なんだぜい」
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◆sk/InHcLP.
[saga sage]
2012/04/17(火) 00:12:32.97 ID:e+RZEc+B0
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「で?」
翌日、目が覚めたかと思えば、土御門元春はボロッちいアパートの一室で横になっていた。
どうやら自分とインデックスは、あのまま小萌先生の部屋に泊めてもらっていたらしい。
事情を問われるのが面倒なため、一応病院には連れて行かないように言ったのが幸いした。
やはり昨日起こったことを考慮すれば、自分やインデックスが検診を受けるのは不味い。
少なくとも今のように土御門元春が身動きが取れない状態では、彼女の扱いは難しい。
「で?」
それでまぁ、何故だか知らないが目が覚めたと思えば目の前にお隣のお人好しがいて。
その上条当麻は珍しく不機嫌そうな顔をして自分のことをじーっと見ている様子で。
ああそういえば昨日のあんなことやこんなことにこの少年を巻き込んだのだと思い出して。
まぁ普通の高校生ならあんな状況に巻き込まれれば当然パニックに陥るよなーっと。
「なぁ土御門」
「なに?」
「…なんで俺が舞夏に怒られなきゃいけないんだよ!!」
上条当麻が爆発した。いや、物理的に身体が弾けた訳じゃなくて、すごく怒ったってこと。
彼はあぐらをかきながらボロい畳をてこの原理を使って剥がさんとばかりに拳を叩き付けた。
横になっている土御門は、ほんの一瞬だけ身体が宙に浮いた気がして、冷や汗をかく。
しかし、背筋に冷たいモノを感じたのは何も土御門だけではない。
「うるさいんだよこのツンツン頭! もとはるの身体に響いたらどう責任を取るつもりなのかな!」
「ご、ゴメンなさいインデックスさん」
「いや、カミやんもそんなにかしこまらなくてもいいぜい…」
このボロいアパートの一室にはあと二人の人間がいる。一人は当然、家主の月詠小萌先生。
そしてもう一人が銀髪シスターのインデックス。先ほど上条を叱りつけたのも彼女だ。
上条当麻は、昨日偶然この少女を屋外で裸にしてしまったことに負い目を感じているらしい。
何だか彼は必要以上にインデックスを警戒し、粗相のないように丁寧な口調になっている。
まぁどう見てもやり過ぎではあるが、面白いのでそんなに強くは止めないことにした。
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