234: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/22(木) 20:52:05.98 ID:jo4+DSZxo
「そうだな。しかし、俺のほうから色々言っておいて何だが」
「何っすか?」
「危なくなったらすぐに手を引いてくれ。これ以上犠牲が出てはたまらん」
「死にませんよ」
播磨はそう言った。しかし、次に出る言葉は心の中で飲み込む。
(タダでは死なねェ)
*
午後から学校に戻った播磨。
しかし、昨日からの疲れと警察での事情聴取に疲れてしまい、授業どころではない。
そのため、播磨は昼からは保健室で寝て過ごした。
霧島と話をして、少しだけ安心した彼はベッドに入るとすぐに眠りに落ちてしまったのだ。
眠りの中で、播磨は夢を見た。
ここ最近、彼はいつも同じ夢を見る。
巴マミが出てくる夢だ。
夢の中でマミは播磨に対して何かを言おうとしている。
だが、声が聞こえない。
彼の夢に、声がないのだ。
そして目が覚める。
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