過去ログ - 御坂「とらっ!」一方通行「ドラァあああっッ!!??」
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248: ◆Mx7XGp.7IA
2011/12/25(日) 11:16:17.67 ID:+myZXXVe0

呼吸が落ち着くと、一方通行の第一声はこうだった。


「……ごっほ……ン?今何時だ?」


「ん?一時二十分。全く、真っ先に屋上を当たるべきだったわねー」


「あァー、そォだな……って違ェ!!」


「ん?何よ?」


「オマエ、上条のやつに告白するンじゃなかったのか?」


「あ、あぁ。アイツなら今日、休んだわよ」


「休みだ?」


「ええ。何でも何かに頭をかまれたらしくって。六針縫ったらしいわよ?」


「何だそりゃ……」


はぁ、と大きく溜息がこぼれる。


運が良かったのか悪かったのか、一方通行は不思議な気分だった。


昨日は勢いに任せたところあったのも否めない。もしそのまま告白したらどんなことになっていたのだろうか。



「全くアンタ、ホントに馬鹿なことしちゃって……」


ずっと怒っているのもいい加減疲れたのだろう。御坂は、自分の心がさっきより断然軽くなっているのを感じた。溜息とともに笑みが浮かんだ。


「あァ、ありゃァその場のノリだ……ぴーぴー五月蠅い三下どもを静かにできるとおもってよォ……。勘違いすンじゃねェぞ。俺が、俺の為だけにやったことだ。オマエは一切関係ねェ」


「……もう、それでいいわよ」


これ以上言ってもしかたがないだろう、そう思った御坂は、この話は切り上げることにした。


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