過去ログ - 女勇者「頼む、仲間になってくれ!」黒騎士「報酬はいか程で?」
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148:1 ◆ItNEKgTFQ.[age saga]
2012/01/09(月) 22:05:30.17 ID:yywRlp/h0

狩猟宮殿は二階建てで、一階は使用人達のスペースであり、
勇者王家並びに来客の為のスペースは二階である。

黒騎士が通されたのは、二階に設けられた、
幾つもの大窓から日光が差し込み明るい広間である。

部屋の中央には大きな長机が置かれ、椅子も幾つも並べられている。
椅子に着いている人の姿は見えない。

???「おや?誰かと思えば黒騎士どのではないか」
???「意外だな。お前などは真っ先に仕事先が決まっているものだと思っていたが」

声のした方向へと黒騎士が目を向ければ、
壁に寄り掛かっている一人の男の姿をみとめる事が出来た。

黒く短い波打つ髪と、小麦色の肌、灰色の双眸が特徴的な美丈夫である。
青色のチュニックを纏った姿からは麝香の匂いが黒騎士の方へと漂って来る。
香水か何かだろうか。随分と洒落者である。

この男の事を、黒騎士は見知っていた。
『同業者』の間では、黒騎士と並んで著名な男である。

黒騎士「それは俺もお前に言いたいね『海賊騎士』」
黒騎士「お前さん、何でこんな所にいる?とっくに北へと行ったかと思っていたぜ」



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