過去ログ - ほむら「キュゥべえをレイプしたらソウルジェムが浄化された」4
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464
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:22:34.15 ID:EMXOmOLAO
死んだような目をした少女がいきなり話しかけてくる。
それが気味悪かったのか、男たちは子供を諭すような口調になった。
「お嬢ちゃん、中学生? 夜更かしは良くないぞ」
以下略
465
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:26:20.01 ID:EMXOmOLAO
さやか「そうだよ。アタシがいなきゃ、アンタだって死んでるんだ」
無表情のさやかに対して、ショウは微笑している。
ショウ「そうかい。いつもありがとさん」
以下略
466
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:27:16.18 ID:EMXOmOLAO
ショウ「そしてな……この世の誰もが、正しく評価されない。どれだけ頑張っても、満足のいく結果には辿り着けないんだ」
ショウ「だから何処かで諦める。妥協する。ソレを何て言うか……お嬢ちゃんは知ってるかい?」
さやかは首を横に振る。
以下略
467
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:28:11.60 ID:EMXOmOLAO
さやか「……ソレはどうなのよ」
ショウ「分かりやすく言ってあげないと、女はいつも理解できないよな……『君の献身はどうでもいいけど、身体はイイから付き合おう』、って言われたらどうだ?」
さやか「……ぶっ殺すわ」
以下略
468
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:28:59.56 ID:EMXOmOLAO
ショウ「そんな時、昔のダチに会ってな。もちろん男だぜ?」
ショウ「ソイツは白髪まみれになってた。何でも仕事の残業がキツいんだとか。ま、良くある事さ」
ショウ「でも残業すりゃ金は入る。だから、買い物でもしてストレス発散しろよって言った訳だ」
以下略
469
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:29:48.62 ID:EMXOmOLAO
ショウ「女なんてな、自分の事ばっかりだ。それ以来、来た客には全員確認したが……ドイツもコイツもろくでもない」
ショウ「自分本位で、他人は自分よりみんな下。そういう生き物なんだよ」
ショウ「押し付けがましい行動と、自己満足の繰り返し」
以下略
470
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:32:35.98 ID:EMXOmOLAO
さやか「アタシ、は……」
恭介のお見舞いして……でもソレは恭介の事を考えてしたの?
いや、きっと自己満足だったんだ。
以下略
471
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:33:28.94 ID:EMXOmOLAO
――――そして彼女を守る者たち。
ほむら「――既に結界が張られている!?」
ほむらがその事実に驚きを隠せない。
以下略
472
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:34:31.63 ID:EMXOmOLAO
――――探索、刻一刻と磨り減る魂
ほむら「使い魔が街に湧き出している……この街の約半分を包み込む程の結界だなんて」
ほむら「早く見つけないと、手遅れになるわ。街の人も、さやかも――」
以下略
473
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:35:25.61 ID:EMXOmOLAO
――――最初に辿り着いたのは、魔女。
さやかは駅のホームの様な場所で、ベンチに腰掛けていた。
まだギリギリ人として存在しているが、使い魔が跋扈している所を鑑みるに――恐らく長くない。
以下略
474
:
伊吹
◆LPFQRD/rxw
[saga]
2012/01/06(金) 23:36:41.43 ID:EMXOmOLAO
ユウリ「どうでもいい、って事はないだろ……いや、魔女になりそうな時ってのは『そう』なるか」
しかし贅沢な悩みだと思う。
何があれ、思い人は生きているのだ。
ソレ以上に何を望むというのだろうか。
以下略
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