過去ログ - ほむら「キュゥべえをレイプしたらソウルジェムが浄化された」4
1- 20
608:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2012/01/12(木) 01:15:46.67 ID:0h88GZwAO
――――彼女は絶望し、一つ大人になった。

さやか「…………」

魔女「――――!」

魔女が背を限界まで反らせて飛んできた。
身体全体をバネの様にして、その剣を叩き付ける。

が。

魔女「――!?」

さやか「……もうさ、止めよう?」

ソレは真正面から、剣で受け止められた。
さやかの足には、見慣れない――魚鱗を装飾した装甲が備わっている。

さやか「分かるよ、アタシだからさ……だから、アタシの中で思い出になって――眠っていて」

魔女の力は、彼女に『脚力』を与えた。

鍔迫り合いなどしない。
一方的に魔女が打ち負けて吹き飛ばされた。

魔女「――――!!」

だが、空中で魔方陣を展開し――魔女は大量の剣弾で空間を削り取る。

さやか「……寂しいよね」

飛んでくる弾丸を掴み、返す手で次を打ち払った。
自分の得物と同じで、嫌になる程手に馴染む。

掴み、落とし、砕け、掴み、落とし、砕く。

さやかは魔女に向かって、ただソレを繰り返しながら歩いていた。

弾かれた剣が地面に突き刺さって、広大な墓地のように――騎士たちが戦場で戦った後の風景にも似た、ソレを作る。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/414.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice