過去ログ - ほむら「キュゥべえをレイプしたらソウルジェムが浄化された」4
1- 20
609:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2012/01/12(木) 01:17:27.04 ID:0h88GZwAO
魔女「――、――!?」

杏子「――すげぇ、マジかよ……」

さやかが一歩足を出し、そして魔女は一歩下がらざるを得ず。

魔女「――――!!!」

魔女が、地面に突き刺さっていた『魔女の大剣』を抜いて――さやかに向かって、強く振り切る。

死んでしまえ、私なんか――

そう、聞こえた。

さやか「ごめんね」

大振りなソレの懐に、一瞬で潜り込む。
時間停止でも何でもない、純粋な速さ。
風を遠く引き離し、音を置き去りにして、光に手を伸ばす――速さ。

さやかは魔女の右腕ごと、その大剣を斬り上げた。

魔女「!?」

魔女は大きくよろけ――大剣はその質量を感じさせない速度で、空を回転しながら落ちてくる。

さやかの右腕へと。

さやかがソレを掴み、勢いを殺すために横薙ぎに一回転。

頭上でソレを構えて、強烈な魔力を注ぎ込む。

さやかの背後、蒼い魔方陣が次々に展開され――さやかの肌を輝かせた。
右腕に直接描かれた魔方陣――音楽記号を模した――が浮き上がり、魔力を『大剣』に集中させていく。

魔女「――」

さやか「大丈夫。少し、アタシには眩しいだけだから――」

『魔女の大剣』は、振り下ろされる。






魔女も、仮面の下で――『ありがとう』と言った。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/414.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice