54:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage saga]
2011/12/23(金) 03:14:30.08 ID:c4Axoe8J0
マミの言葉を遮るようにしてMは口を開いた。
「昨日も聞いたけど、あんたどうしてこんなことやってるの。探偵みたいにこそこそ嗅ぎ回ったりしてさ」
「私は……」
「あたしを助けたい、とか言ってたけど、そんなの嘘じゃん?ぜんぜん面識ないんだからさ」
マミはため息をついた。
たしかに、彼女にとってほとんど見ず知らずの人間であるマミを信用しろという方が無理があるかも知れない。
「……そうね。私も、何も説明せずに色々と聞いたりして悪かったわね。ごめんなさい」
マミがそう言って頭を下げると、Mは気勢をそがれたように俯いた。
(やっぱり怯えているんだ)
その弱々しい表情を見て、マミはそう確信した。
マミを問いつめる口振りにも、昨日のような刺々しい攻撃性は感じられなかった。
(何とか、話を聞けるかも知れない)
そうマミは感じた。
「確かに、あなたを助けたいなんて言ったのは、半分は嘘ね。でも、半分は本当なのよ?私はあなたを助けたい。でも、あなただけを助けたいわけじゃない」
「……?」
「昨日も言ったことだけれど……私は、あなたをこんな目に遭わせた存在について、ふつうの人よりも少し詳しいの。信じて貰えないかも知れないけど……」
「それって、なんかオカルトじみた話……?」
「どう説明すればいいのかわからないけれど、たぶん、あなた自身も薄々感じ取ったはずよ。今朝、あのビルの屋上で……」
「わかんない」
弱々しい声で少女は言った。
「いきなりそんなこと言われても、あたしだって自分に何が起こったのかわかんないんだもん。どうしてあたしたちが、こんな……」
「知り合いなのね?亡くなった生徒たちと」
「……ああ」
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