過去ログ - とある神父と禁書目録
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183:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/31(土) 00:54:45.76 ID:VImMrTW10


「……さーて。せっかくイギリスくんだりまで来たんだし、ちょっくら懐かしい顔でも
 見に行ってくるかなー」

「……ああ、すいません。そういえば私、こちらの病院で定期検査を受ける予定が
 あったのでした。いやーすっかり忘れてましたよー」

「……マイラブリーエンジェル舞夏ぁー、いま帰るぜーい」

「……忽然。さて、ハロワにでも行って次の職場を探すか」

「拾う神なし!?」


救いはない。
現実は非情である。


「おいおい、そう怯えなくてもいいじゃんか。なにも臓器を売れ、とかマグロ漁船
 乗ってこい、とか言ってるわけじゃないんだからさー」

「例示が最悪すぎます、先代」

「少々見世物になってもらうだけだから、御安心なさい」

「女王陛下の口から『見世物』とか言われると、この上なく不吉な響きなんだよ」

「やれやれ……母上、この煮え切らないバカップルに引導を渡してやってほしいの」

「うむ、それでは…………この度の聖ジョージ大聖堂消滅、およびその他もろもろの件。
 チャラにしてほしくば………………………………」


固唾を飲む音が複数、部屋のそこかしこから鳴った。
上条らもなんだかんだ言っておきながら事の顛末を見届けるつもりらしい。
無論当事者たるステイルとインデックスには、顔を蒼白にして審判の時を待つほかに
成す術などなかった。




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