過去ログ - とある神父と禁書目録
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189:>>1 ◆weh0ormOQI[saga sage]
2011/12/31(土) 01:07:45.93 ID:VImMrTW10


「良かったじゃんか、インデックス、ステイル! そうだ、ちょうどこれから慰霊祭も
 あることだし、この際全世界に向けて大々的に発表するってのはどうだ?」

「戦没者の霊魂の前で不謹慎すぎるんだよ! なんでとうまはそんなに暢気なのかな!?」

「あら残念。私は最初からそのつもりで時期を逆算して法案を通過させたのに」

「国家レベル包囲網!? っていうか大聖堂壊さなくても私たちをくっつけてお金儲けする気
 だったんだよこの女王! もうやだこのイギリス!」

「今回の一件はさすがに我々としても予想外だったけれど……終わり良ければ何とやら、なの。
 いいじゃないかお前達、互いに好き合ってるってもう認めたんだろう?」

「………………あ、うぅ」


事態を追及すればするほど袋小路に追い詰められたことを実感せざる得ない。
インデックスは困窮し、ついに反論の術を見失って頭を抱えた。


「インデックス、諦めるな! 諦めたら強弁で押しきられるぞ!」


ステイルはなおも口角泡を飛ばして食い下がっている。

しかしその横顔を盗み見ているうちに、インデックスの脳裏である疑念が鎌首をもたげた。


「いいかいインデックス、こんな無法が……いやまあ合法的に事を運んだようだけど……
 とにかく、こんな無茶苦茶が認められるはずがない。こうなったらかくなる上は、
 事を十字教全体の問題に拡大解釈してローマやロシアを巻き込んで」




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