過去ログ - とある神父と禁書目録
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384:>>1 ◆eu7WYD9S2g[saga]
2012/02/26(日) 22:34:14.21 ID:GFjxftzi0

「終わらせることが勇気なんだと思ってた」

「とうまのことも、自分のことも。この先の人生には、辛いことしかないんだろうな、って思ってた」

「でも結局、私は続きを選んだ。あなたが手をとってくれたから」

「バッドエンドでもハッピーエンドでトゥルーエンドでもなくて、続きを選んだ。あなたが、欲しいっていってくれたから」

「だから私は、続きを選ぶ恐怖にも、あなたとなら勝てるって思った」

「いつかは必ず終わるこの『続き』を、進む勇気を、あなたは私にくれた」

「私たちには、幸せになる資格なんてない。そう言う人は、きっと世界のどこかにはいると思う。それはしょうがないことかも」

「でも、それでも確かなのは」

「幸せになっていいんだ、って言ってくれる人たちが、今ここにいること、だよね」

「……ねえ、ステイル。あともう一つ、確かなことがあるんだよ」




「私は大切な大切な『すべて』を忘れてしまったけれど」


「これからはなに一つ忘れずに」


「あなたのために、生きて死ぬ」



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