過去ログ - 食蜂「本っ当に退屈ね、この街は」
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17:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 21:04:20.56 ID:c1MFS++20
女「嬢ちゃんも常盤台でジャッジメントか」
常盤台の冬服であるベージュ色のブレザーに、紺色チェックのプリーツスカート、
右肩の下あたりについているジャッジメントの腕章を見て、そう判断した。
白井「きぬ……はた……さん……」
絹旗「白井さんを傷つけた落とし前、超つけさせてもらいますよ」
男「お前はツインテールをボコったんだ。こいつは俺がやらせてもらう!」
そう言うと男は3人に分身して絹旗を襲う為に肉迫する。
絹旗(分身!?――いや、男が3人になる一瞬、その姿が超歪んだように見えた。
という事は多分、光を操るか何かで見せかけているだけ!どの道私に出来る事は――)
絹旗はジタバタせず、その場に仁王立ちする。
その間に肉迫した男の蹴りが絹旗の右脇腹に直撃したが、彼女は揺るがなかった。
絹旗「貧弱な蹴りです、ね!」
動揺する男の右足を掴み、そのまま女の方に投げ飛ばした。
女「ふん」
投げ飛ばされて来た男を、虫を振り払うかのように裏拳を振るう事で横合いにぶっ飛ばした。
その腕は銀色に鈍く光っている。
絹旗「仲間を超ぶっ飛ばすなんて、白状にも程がありますね」
女「仲間?冗談はよせ。ジャッジメントに復讐したいって言うから、ちょっと付き合ってやっただけさ。
私もジャッジメントは嫌いだからさ」
絹旗「そうです、か」
地面を蹴って絹旗は駆け出す。
窒素を纏っている彼女は、3秒かからずに10mの距離を埋め、拳を繰り出していた。
ガキン!と右拳が受け止められた。構わず左拳を繰り出す。
しかしそれも同様に受け止められた。
ならばと、頭1つ分は高い女の顎目がけ頭突きを繰り出す。
対して女の方も、銀色に光る額で頭突きを繰り出した。
ゴォン!と、額と額がぶつかって鈍い音が響いた。それで揺らいだのは絹旗。
女はその隙を逃さず、銀色の拳で絹旗の顔面を殴り飛ばした。
殴られた勢いでゴロゴロと転がる絹旗だったが、すぐに起き上がった。
頭突きに拳をもらい地面を転がったと言うのに、目立った外傷はない。
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