過去ログ - 食蜂「本っ当に退屈ね、この街は」
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513:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:00:53.83 ID:nwu7Q75z0
結標「ぁ、な、なんで」

青ピ「はぁ、はぁ」

ドアを開けた主は、息を切らした青髪だった。
以下略



514:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:04:45.17 ID:nwu7Q75z0
小萌とインデックスは、言葉には出さなかったが二人きりでの話は反対らしかった。
それはそうかもしれない。自分だって彼女達の立場なら反対だっただろうから。
けれども、いつも似非関西弁を話し飄々としている青髪が、拙い敬語で土下座し続けたのだ。
彼なりの誠意は伝わった。それに自分たちの行方がどう転がっていこうとも、せめて謝罪だけはしておきたかった。

以下略



515:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:07:29.45 ID:nwu7Q75z0
インデックス「二人とも、幸せそうだったね」

青髪と結標がいなくなった小萌の部屋で、ぽつりとインデックスが呟いた。

小萌「気になりますよね。二人の間に何があったのか」
以下略



516:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:09:26.60 ID:nwu7Q75z0
貝積には強がったことを言ったが、やっぱり吐きださずにはいられなかった。

雲川「私は、間違っていたのかな」

とあるマンションの一室のベッドで横になっている削板に向かって、雲川は呟いた。
以下略



517:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:11:28.04 ID:nwu7Q75z0
郭「学園都市から報酬も貰いましたし、これで念願のマイホーム購入に一歩近づきましたね」

学園都市外のとある山小屋で、郭が鼻息を荒くして言った。
対して半蔵は冷めた調子で、

以下略



518:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:13:19.88 ID:nwu7Q75z0
半蔵「ところでさ」

完全に何となくだが、今まで聞きたくても聞けなかった事をこの際聞いてみようと、半蔵は郭に尋ねる。

半蔵「もうそろそろ、半蔵様って、様をつけるのは止めにしないか?」
以下略



519:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:15:19.43 ID:nwu7Q75z0
4月15日、9:00。
今日も今日とて学園都市の復興作業とジャッジメントの仕事がある白井黒子は、常盤台の女子寮の自室の自分のベッドの上で突っ伏していた。
人一倍責任感の強い彼女が、仕事をサボってこんな状態になっているのには、深い理由がある。

御坂美琴の能力が消え去ったこと。
以下略



520:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:16:52.62 ID:nwu7Q75z0
絹旗「佐天さん、さすがにそれは」

佐天「だって、ムカつきますもん。自分だけが悲劇のヒロインみたいな顔して。
   悲しいのは白井さんだけじゃないんですよ。一番辛いのは御坂さんなんですよ」

以下略



521:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:18:31.37 ID:nwu7Q75z0
絹旗「ちょっと、あれで超大丈夫なんですか!?」

佐天に手をひかれながら、絹旗は尋ねる。

佐天「白井さんって結構強情だし、月並みな事言ったって応じてくれるわけないし。
以下略



522:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:21:21.73 ID:nwu7Q75z0
御坂「やっぱり、来てくれないのかな」

学園都市の複数ある出入り口の一つの前で、御坂と絹旗と佐天は白井の到着を待っていた。

絹旗「超大丈夫ですって。白井さんはきっと来ます。まだあと7分もあります」
以下略



523:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:23:38.37 ID:nwu7Q75z0
そして御坂見送りまであと2分と言うところで、

白井「遅れて申し訳ありませんの」

散々泣きはらした後が残っている顔で、白井黒子が参上した。
以下略



524:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:25:26.86 ID:nwu7Q75z0
一方で、イタリアのとある民家では、

少女「フィアンマお兄ちゃん右手ないけど痛くないのー?」

フィアンマ「平気だよ。俺様は痛みを感じないんだ」
以下略



525:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:27:29.13 ID:nwu7Q75z0
舞台は再び学園都市。
まだまだ学園都市の復興は終わらないが、五人の少年少女はカラオケボックスで親睦を深めていた。

土御門「よかったな結標。念願の友達が出来て」

以下略



526:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:28:49.06 ID:nwu7Q75z0
吹寄「委縮なんて、そんなことないですからね!」

結標(とはいっても……)

そこまでの反応をされて、さすがに不安を感じた結標は青髪に尋ねる。
以下略



527:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:30:19.78 ID:nwu7Q75z0
絹旗「へぇぇ……」

完全下校時刻が過ぎてから30分ほど。
ジャッジメントと学園都市復興の作業を終えて、常盤台の寮の自室に疲れて帰ってきた絹旗の目の前に飛び込んできた光景は、

以下略



528:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:31:53.07 ID:nwu7Q75z0
絹旗「よし。とりあえずまあ、超追い出しますか」

絹旗が割と本気で窒素を纏い、二人に殴りかかろうとした、その時だった。
コンコン、と部屋のドアがノックされた。

以下略



529:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:32:59.01 ID:nwu7Q75z0
五和『当麻さんの事が好きでした!』

言いたい事はたくさんあった。
けれども、上条の病室に辿り着いて、少しの時間で息を整えてから、言葉はこれしか出てこなかった。
そして、返ってきた言葉は、
以下略



530:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:33:53.01 ID:nwu7Q75z0
なんてことを五和は思い出しつつ、上条と共にベランダで夜空を眺めていた。

上条「あのさ五和」

五和「はい!?」
以下略



531:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:35:58.65 ID:nwu7Q75z0
とりあえず今の五和は、食蜂のことを憎んではいないようだ。

上条「じゃあさ、世界をいい方向に変えるには、どうすればいいと思う?」

五和「随分抽象的ですね」
以下略



532:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/24(日) 13:40:07.15 ID:nwu7Q75z0
>>1です。これでこのSSは完結です。
色々グダグダな上にネタも思いつかないので、このSSの続きは出来ないです。

いろいろめちゃくちゃなSSでしたが、楽しんでくれた人がいれば幸いです。


533:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[sage]
2012/06/25(月) 23:58:59.05 ID:UDGNlnXY0
乙です


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