過去ログ - 食蜂「本っ当に退屈ね、この街は」
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38:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 21:37:29.93 ID:c1MFS++20
放課後
東城「垣根君。遊びに行こ♪」
断りも無く、東城は垣根の腕に抱きついた。
垣根「予定があるって言ったよな?分かったら離れろ」
東城「イヤ」
垣根「暑苦しいんだよ」
東城「まだ春だよ。私はあなたとくっついて丁度いい暖かさだな」
垣根「俺は暑いの。いい加減離れないとぶっ殺すぞ」
東城「なんでそんなに意地悪な事言うの?」
垣根「別に意地悪でもなんでもねーだろ。お前が馴れ馴れしすぎるんだよ」
東城「……だって、仕方ないじゃん。あなたに一目惚れしちゃったんだもん」
東城の突然の告白に、健全な男子高校生である垣根は少し揺らいでしまった。
無理もない。東城瑠璃という人間は、アイドル並の顔立ちをしていて
身長は推定170cm弱、体重は55kg弱というモデル並のスタイルを有している。
容姿端麗という言葉がふさわしい人間なのだから。
そんな人間の、大きすぎず小さすぎない胸が、現在進行形で腕に当たっている。
とても心地いい柔らかさだ。これで興奮しない男子はいないだろう。
垣根(……俺は馬鹿か……)
垣根は今まで生きてきた中で、断トツの容姿の東城に告白され、理性が一瞬でも弾き飛びかけた自分にイラだった。
垣根「離れろ。ビッチ」
東城「きゃ」
抱きつかれている左腕を思い切り振る。振り払われた東城は、その勢いで尻餅をついた。
垣根「ふん」
そんな彼女になど目もくれず、垣根は歩き出した。
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