過去ログ - 食蜂「本っ当に退屈ね、この街は」
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44:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 21:48:37.55 ID:c1MFS++20
少女「くっ」

少女は後ろに飛び退き、反射された自身の攻撃をかわす。

垣根「邪魔すんじゃねぇよ」

一方通行「別に邪魔なンかしてねェよ。散歩していただけだ。
     それよりなンだよ、そのオッドアイもどき。カラコン?」

今の垣根は右目がオレンジ色に、左目が青く光っている。

垣根「んなわけねーだろ。この眼でようやく見切ったぜ。あいつの攻撃の正体」

一方通行「あァ、反射した感じ、オマエじゃあ勝ち目はないな。俺なら一捻りだが」

垣根「チッ。悔しいがそうだろうな。ここは大人しく引き下がっとくか」

一方通行「意外と物分かりが良いじゃねェか」

垣根「本当に大切な人を救うためだからな。無理して手負いになるわけにはいかねぇ。
   あとよ、土御門って奴の連絡先よこせ」

一方通行「面倒臭ェから、オマエで操作しろ」

ポケットから携帯を取り出し、垣根に投げる。

垣根「サンキュー」

少女「(さすがに一方通行様相手では分が悪いですね。)一方通行様はどうするのですか?」

一方通行「帰るよ。ガキを待たせているンでね」

少女「そうですか」

と、そこで操作を終えた垣根が一方通行に携帯を返し、帰りだした。

一方通行「女、最後に名前だけ教えろ」

少女「どうしましょうか?」

食蜂「いいわ。名前ぐらい教えてあげなさい」

少女「折原綾香(おりはらあやか)と申します」

一方通行「オッケー」

一方通行は徐に携帯を操作し、あるところに電話をかける。

一方通行「大至急“オリハラアヤカ”について調べろ。
     能力は多分、“歪曲”ってところだろうなァ。こンだけ情報ありゃ充分だろ。ンじゃあ頼むぜ」

一方的に喋るだけ喋って電話を切り、垣根と同じく、まるで何事もなかったように歩き出した。


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