過去ログ - 食蜂「本っ当に退屈ね、この街は」
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75:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/25(日) 22:44:00.87 ID:c1MFS++20
1分後くらいに、ナースと『冥土帰し』(ヘブンキャンセラー)がやってきた。そして開口一番、

「君、約3日間も眠っていたんだよ?」

そんな事を言い出した。

上条「うへ。マジですか」

冥土帰し「今回ばかりは本当に危険だったよ?あのまま失血死してもおかしくなかったね?」

上条「そう、ですか。御坂に感謝しないとな」

冥土帰し「ん?それはどういうことだい?」

上条「御坂が救急車呼んだりしたんでしょ?だから感謝しないとなって」

冥土帰し「ああ。そういうことか。でも残念ながら、彼女は君と一緒に運ばれてきたんだよ。一方通行にね」

上条「え?そうなんですか?」

冥土帰し「彼が血液をベクトルで調整しなければ、君達は出血多量で死んでいたね?感謝すべきは彼だよ」

上条「何で、一方通行は俺達の居場所が分かったんですか?」

冥土帰し「それは本気で聞いているのかい?あれだけ派手な戦いをやっていたら、誰だって気付くだろう?
     そこに1番に駆け付けたのが、一方通行だったってだけさ」

上条「そう、ですか」

と、今まで目が覚めたばかりで頭が働かなかった為、漠然と会話していた上条だったが、あるとんでもない事実に気付く。

上条「……あの、俺、3日間も眠っていたんですか?」

冥土帰し「うん。この3日間、そりゃあいろいろな事があったね?」

上条「えーーーーーーーー!」

冥土帰し「驚くのは分かるけど、病院だからもう少し静かにするんだね?」

上条「は、はい。すみません……」

と、その時だった。

御坂「あの、先生、コイツと2人きりでお話ししたい事があるので、外してもらえませんか?」

いつの間にか起きていた御坂が、そんな事を言い出した。

冥土帰し「うん。この3日間の出来事を説明したらね」

御坂「それも、私から説明しておきます」

冥土帰し「君も昨日目を覚ましたばかりじゃないか。しかもそれから彼に付きっきりでロクに眠っていないだろう?
     本当に説明できるかい?」

御坂「はい。大丈夫です。任せてください」

冥土帰し「そうかい。それなら頼もうかな」

そう言うと、冥土帰しとナースは病室を後にした。


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