過去ログ - まどか「勇気を」
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146:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:20:35.15 ID:4PHCwqlYo

気付けば、夕方だった。
知らない街を歩き回るのは、それだけで中々面白くて、途中からは体よく散歩を楽しんでしまって。
結局、探し人どころか、魔女や使い魔を見つけることすらできなかった。
それはつまり平和ってことで、それだけ喜ばしい事なのだけれど。
以下略



147:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:21:17.54 ID:4PHCwqlYo

「ったく、見てらんないよ」

「ありがと、助かった」

以下略



148:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:21:44.54 ID:4PHCwqlYo

「何しに来たの? まさか連れ戻しに来たとかそんなバカ話じゃないよね」

「何で連れ戻すのさ、あんたはこの街守ってるんでしょ」

以下略



149:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:23:26.29 ID:4PHCwqlYo

「う、それは確かにそうなんだけど、マミさん銃であたし剣だから、どうにもよく分かんなくって」

「槍と剣も全然違うっての」

以下略



150:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:24:39.70 ID:4PHCwqlYo

確かにマミさんとは、余りにもタイプの違う魔法少女だったようだ。
震える声を自覚しながら、それでも否定したいその一言に、子供のように抗う。


以下略



151:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:26:43.23 ID:4PHCwqlYo

電話の向こうは完全にパニックに陥っていた。
声の主は間違えようもないが、その慌てようは、何かの間違いであって欲しいくらいだった。


以下略



152:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:27:27.33 ID:4PHCwqlYo

「もう一個頼みがあるんだけど」

「お断りだ」

以下略



153:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:28:59.36 ID:4PHCwqlYo

走っても走っても、周囲の光景は変わっていかない。
時間はないのに。
こうしてる間にも、マミさんやまどかが、ピンチに陥っているのかもしれないのに。

以下略



154:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:30:19.10 ID:4PHCwqlYo

頭に血が昇るのがはっきりと分かる。
どうやらこの子は、とても協力なんて仰げる子ではなかったらしい。
そう言えばマミさんも、あたしを止めようとする素振りを見せていたと思う。
あたしが傍にいれば、こんな子に会いに来ようと思わなければ、こんな事にもならなかったかもしれないのに!
以下略



155:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:31:31.55 ID:4PHCwqlYo

「ほら、もう着くぞ」

「ちょっと、こ、これどうやって降りるの?」

以下略



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