158:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:34:51.06 ID:4PHCwqlYo
「んだよ、連れて来たのか」
159:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:35:29.87 ID:4PHCwqlYo
そう言い捨ててまた飛んでいく。
その動きを目で追うのもやっとだったあたしは、確かに今は足手まといなのだろう。
悔しいが事実だから。
160:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:36:49.06 ID:4PHCwqlYo
「ったく、くだらねえ魔女に苦戦しちゃってさ」
「ごめんなさい、面目ないわ」
161:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:38:00.28 ID:4PHCwqlYo
「ごめんなさい、私がいない間に何があったのか、教えてもらえないかしら」
「はい、ただ、あたしも良く分かってないんです。まどかから妙な電話があって、急いで駆け付けたら」
162:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:39:50.74 ID:4PHCwqlYo
「あと少し遅ければ、まどかは、魔女になっていただろうからね。まったく、気絶させるというのは確かに有効だ」
163:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:40:54.46 ID:4PHCwqlYo
言いながら杏子もグリーフシードを取り出し、マミさんのソウルジェムに押し当てていた。
その濁り方はまどかの時と同じくらい、いやもっと酷いかもしれない。
慌てて駆け出し、ついさっき手に入れたグリーフシードを拾い、投げ渡した。
それすらもすぐに使い切り、杏子は舌打ちをしながら二つ目三つ目と次々に取り出しては濁りを移していく。
164:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:41:39.82 ID:4PHCwqlYo
「僕は嘘は付かないよ? ただ聞かれなかったから言わなかっただけで」
「あーそうだな、骨身に染みてるよクソが」
165:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:42:14.64 ID:4PHCwqlYo
「あんた、あんた、何てことを」
「やだなあ、僕は君たちの願いをちゃんと叶えてあげたじゃないか」
166:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:43:38.13 ID:4PHCwqlYo
「頭冷えた?」
「痛くて熱持ってるけど、まあ」
167:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:44:28.77 ID:4PHCwqlYo
「マミはあたしが預かる。家なら知ってるから、連れて行く」
「うん、よろしく、あたしはまどかを」
168:以下、あけまして[sage saga]
2012/01/04(水) 00:45:11.07 ID:4PHCwqlYo
「あんた、どうして平気なの」
「あたしは自分のためだけに魔法少女をしてた。今更どう死のうが、おんなじだ」
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