214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/07(土) 01:25:00.83 ID:UYdO573Zo
「マミさん、マミさん」
「わたし、魔法少女になったんですよ」
「ずっと臆病で卑怯者だったわたしも、一歩踏み出せたんです」
「あなたと一緒に戦いたいと、思えたんです」
「だからマミさん」
「目、開けて、ください…………」
ゆらゆらぐらぐら。
マミさんがわたしの腕の力で揺れている。
わたしの視界の中で揺れている。
わたしの視界は歪んでいる。
涙で滲んで、光が屈折して、ゆがんでいる。
そんな中でも。
マミさんの寝顔だけはとても、とてもとても、静かだった。
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