232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:07:32.16 ID:hECzvffYo
「まどか、大丈夫?」
「うん、なんとか」
「そっか」
マミさんの家を後にして、杏子ちゃんを残して、さやかちゃんと二人夜道を歩く。
日付も変わろうかという時間になって、さすがに外は冷え込んでいて。
吐く息は白く変わってしまうのではないかと錯覚するほどだった。
それは単純に寒さによるものなのか。
この背筋に走る悪寒は、ただ気温が低いだけだからなのか。
言葉を吐き出す気にはなれない。
沈黙を破るのは、さやかちゃん。
「なんか、現実味ないんだよね」
「うん」
「あまりにも度を過ぎててさ、どうリアクション取ればいいのか分からないって言うか」
「いきなり言われても、整理つかないよね」
「あなたはもう死んでますーとか宇宙のためにーとかね、何言ってんのって感じ」
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