317:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:29:36.82 ID:83RZktFxo
巴家のインターフォンを押しても反応はなく。
鍵を開けて入ってみれば、何故か佐倉杏子が、一人膝を抱えて眠っていた。
眠っている場所は廊下。
周囲にファーストフードの空き袋を散らかしながら。
髪はろくにまとめられず、その表情を隠している。
はるか遠くの記憶を辿れば、そこは確か寝室のドアの前のような気がする。
杏子のその姿はとても、心安らかに眠っているとは言い難かった。
おそらくはその部屋の中で、巴マミが静かに眠っているのだろう。
「起きて、杏子ちゃん」
「……んだよ、こんな朝っぱらから雁首揃えて」
「マミさんを起こしに来たの」
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