339:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:12:38.88 ID:pcUKEDTyo
蘇る光景は私の心をきっと抉るだろう。
けれどその程度の痛み、彼女たちが実際に味わったものとは比較にならないだろう。
だから、彼女たちに辛い思いをさせてしまうのは、どうしても避けられない。
それだけが心苦しくはあった。
340:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:13:28.50 ID:pcUKEDTyo
まず蘇ったのは巴マミの記憶。
彼女は絶望のまま叫んでいる。
341:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:14:35.82 ID:pcUKEDTyo
次に蘇ったのは杏子の記憶。
彼女は血塗れで、満身創痍で、槍を支えに立っている。
342:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:15:18.76 ID:pcUKEDTyo
そして、元の世界を取り戻す。
巴マミのマンションの内装が視界に戻って。
私は倒れ込み、それでも尚、言葉を続ける。
343:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:16:23.58 ID:pcUKEDTyo
「起きてからずっとね、不思議だったの」
344:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:16:53.19 ID:pcUKEDTyo
「過去のあたしとか言われても、あたしはあたしでしかない」
345:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:17:21.35 ID:pcUKEDTyo
「自分のためだけに、力を使うって決めたんだけどな」
346:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:18:08.42 ID:pcUKEDTyo
「わたしは、言うまでもないけど」
347:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:19:43.83 ID:pcUKEDTyo
「ワルプルギスの夜は名前ではなく、通称。割り振られた役割の名称です」
348:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:20:34.29 ID:pcUKEDTyo
「繰り返しの中で、まどかがワルプルギスの夜を倒したことはありました」
349:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 22:22:00.28 ID:pcUKEDTyo
「文献にはこうもありました」
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