385:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 22:25:24.32 ID:Z92gKdK4o
もう時間は止められない。
今の私に残されたのは、魔法少女であるという事実と、いくつかの武器。
爆煙を過剰に出してしまうことを嫌って使わなかった、爆弾の数々。
とても怖いと怯える私の心を燃え上がらせる。
今の私が背負っているものは何か。
今の私を支える、たった一つの約束は何か。
私のいるべき場所は、こんな所じゃない。
そして、盾から爆弾を取り出して、点火して。
風の成すがままに後方へと流して。
爆発して、強烈な爆風と、凄まじい熱と、破片の雨を体に受けて。
上昇気流を打ち消して、下へと吹き飛んでいく。
ソウルジェムだけを、必死に守りながら、目を必死に凝らしながら。
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