過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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115: ◆ctuEhmj40s[saga]
2012/01/13(金) 21:13:08.30 ID:EogneVev0


ウテナの用とは、手芸に関することだった。

最初、部屋に呼び出されたとき、まどかは気が気ではなかった。
何かマズイことをしたのか、それとも気に障ることをしてしまったのか。
先輩の部屋に呼び出されることなど、まどかには経験がない。
何が待っているのか全くわからず、まどかはビクビクしてウテナの部屋に向かったのだ。

が、来てみれば何のことはない。

助けて! と部屋に入って開口一番、ウテナはまどかに泣きついた。
用とは、授業で裁縫の宿題があるのだが、分からないから教えてくれないか、との相談だった。
まどかは手芸部に所属しており、腕はそれなりである。
そのことをさやかから聞いて、一念発起、ウテナは教えを乞おうと決めたらしい。

最初は、そういわれても困ってしまった。人に教えられるほどの腕が自分にはあると、まどかは思っていなかったからだ。

だが、ウテナの不器用さは想像を超えていた。
教えているときは問題ないのだが、少し目を離すと、とたんにダメになっている。
これは、思いのほか時間がかかりそうだった。


「ごめんね、こんなことに付き合わせちゃって」

「いえ、それは別に…。って、天上先輩! 手!手!」

「うぉっと!」








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