過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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142: ◆ctuEhmj40s[saga]
2012/01/16(月) 21:21:32.45 ID:6AV7Yszr0


薔薇園にある薔薇は様々だ。
赤いバラ、白いバラ、ピンクのバラ、黄色のバラ、オレンジのバラ。
同じような色のバラにしても、白が混じったものや、花弁の形が違うものが沢山ある。

これだけの種類の薔薇を、一人で世話をしているのだろうか。
おそらく、ここまで育てるのには並々ならぬ苦労があったのだろう。
こんなにも薔薇を育てられることは、もはや才能だとまどかは思う。

そんなことを考えるまどかをよそに、アンシーはいつ間にかそばに居たチュチュと共に薔薇に水をあげていた。


「こんなにたくさん、薔薇を育てるなんて姫宮先輩はすごいです」

「そんなことありませんよ。コツさえ掴めば、誰にでもできますよ」

「私のパパも一時期家で薔薇を育てようとしたんですけど、失敗しちゃったんです。薔薇を育てるって、難しいことだって聞いてますよ」

「剪定の時期を間違えたんじゃないでしょうか。バラは時期を見極めるのが重要だから」


ああこらチュチュ、とアンシーは如雨露で遊ぶチュチュを叱った。
チュチュを摘み上げて肩に乗せると、再び薔薇の世話に戻る。
一つ一つのバラに、丹念に世話をしていく。
その姿に、まどかは見惚れてしまった。








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