過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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◆ctuEhmj40s
[saga]
2012/01/16(月) 21:31:12.07 ID:6AV7Yszr0
「いいんじゃないですか、別に」
アンシーの言葉が、薔薇園に響いた。
まどかは、頭が真っ白になる。
謝罪の言葉も、新たな決意も、頭から消えてしまった。
上手く口から言葉が出ない。
「女の子は、みんな誰かに守られるものです。鹿目さんだけが特別じゃありませんよ」
まどかの状態を知ってか知らずか、アンシーは続けた。
「で、でも…」
「それで、今までよかったのでしょう? 美樹さんが貴方のことを気に入っているのは見ていてわかります。
彼女は、貴方を見捨てたりはしませんよ」
見捨てられる。
その言葉は、まどかの心をえぐる。
自分はさやかの友達でいられているのか。
それは、時折まどかが抱いた疑問だ。
だから、自分は変わろうと――。
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