過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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148: ◆ctuEhmj40s[saga]
2012/01/16(月) 21:31:12.07 ID:6AV7Yszr0


「いいんじゃないですか、別に」


アンシーの言葉が、薔薇園に響いた。

まどかは、頭が真っ白になる。
謝罪の言葉も、新たな決意も、頭から消えてしまった。

上手く口から言葉が出ない。


「女の子は、みんな誰かに守られるものです。鹿目さんだけが特別じゃありませんよ」


まどかの状態を知ってか知らずか、アンシーは続けた。


「で、でも…」

「それで、今までよかったのでしょう? 美樹さんが貴方のことを気に入っているのは見ていてわかります。
彼女は、貴方を見捨てたりはしませんよ」

見捨てられる。

その言葉は、まどかの心をえぐる。
自分はさやかの友達でいられているのか。
それは、時折まどかが抱いた疑問だ。

だから、自分は変わろうと――。








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