過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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◆ctuEhmj40s
[saga]
2012/02/02(木) 21:12:29.77 ID:ZL3dlQd80
結局、彼女たちに姫宮を自分の友達と紹介することは、最後まで出来なかった。
今度会う時には、自身を持って言えるだろうか。
姫宮アンシーは自分の友達だと。
部屋は静かだ。
テレビも着いていなければ、ラジオも音を出していない。
一人の部屋は寂しかった。
そして自分が寂しいと思うことが、ウテナには意外だった。
幼いころに両親を亡くしてからは、部屋は一人でいることが普通だったはずなのに、いつの間にか姫宮が傍に居ることの方が普通となっていた。
そう、自分は寂しいのだ。姫宮が傍にいないことが。
その寂しさが、ウテナには何よりも暖かいものに感じられた。
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