過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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264: ◆ctuEhmj40s[saga]
2012/02/02(木) 21:21:57.62 ID:ZL3dlQd80


「そんなもんかねぇ」


さやかは、退屈そうな声を出した。
その視線は前の空いた席に注がれている。
あの席は、幼馴染の上条恭介の席だ。

彼は交通事故にあい、現在は病院で療養生活を送っている。
あの事故以来、さやかは毎日病院にお見舞いに通っていた。
さやかにしてみれば、幼馴染のいない学校は退屈なものなのかもしれない。
しかし、この世に変わらないものがないように、彼もまた学校に通えるような日が来るだろう。

変わることと変わらないこと。その両方の正しさを自分に教えてくれたのは、一体誰だったろうか。


「はい。あとそれから、今日はみなさんに転校生を紹介します」

「ついでかよ!」


早乙女先生の天然かどうかわからないボケに、さやかがツッコミを入れる。
周囲から笑い声が上がった。

それにしても転校生か。
いったいどんな子なのだろう。








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