過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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◆ctuEhmj40s
[saga]
2012/04/01(日) 23:37:33.38 ID:0F0Vsw6Z0
話していても時間の無駄だ。
そう思い、ほむらは路地裏を後にしようとした。
自分はもう一人で魔獣を狩ること決めている。
元から結論が決まっているのに、こんなことを話していても意味などないだから。
「マミ達の所に、戻ってきてくれないかい」
去ろうとしたとき、頭に声が響いた。
「食い下がるわね」
「言っただろう。魔法少女のケアも僕の仕事なんだ」
「悪いけれど、私にマミ達を慰めることは出来ないわ。
こういうのは自分で気持ちの整理ができるのを待つしかないのよ。
他人が介入してもいい結果にはならないわ」
「僕は君のことを言っているんだよ。暁美ほむら」
いつの間にか、キュゥべえが行く手の先に回っていた。
赤い瞳がじっとこちらを見つめている。
いつも通り能面のようなのっぺりとしていて、語る言葉全てが嘘くさく見える顔だった。
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