過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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399: ◆ctuEhmj40s[saga]
2012/04/30(月) 01:15:58.72 ID:QuGSr0TO0


「そうですか」


適当に返事を返す。
それならここで降りたのも、きっとその知り合いのことが頭の片隅に残っていたからだろう。

そうでなかったとしても、別にどうだっていい。

ほむらは一言二言返して立ち去ろうとした。


「あら?」


そこで、女性は初めて気が付いたようにほむらのことを見つめた。


「なにかしら?」

「あなた、もしかしたら見滝原中学校の生徒さん?」

「ええ、そうだけど」

「まぁ。わたしの知り合いの二人も見滝原中学校の生徒さんだったの。
今は確か二年生になったと思うのだけれど」

「奇遇ですね。私も今二年生です」

「なら、もしかしたら……」


ここまで来たら、そのくらいの質問に答えてもいいだろう。

しかし自分に分かるだろうか。
何度も転入したからクラスメイトならばおそらくわかるだろう。
しかし他のクラスとなると、途端に記憶は怪しくなる。

女性は少し懐かしそうに、名前を口にした。








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