過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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469: ◆ctuEhmj40s[saga]
2012/06/11(月) 00:07:03.41 ID:/S4PToSU0


「それに、あなた良い人ですもの」

「良い人? 知らない人間を脅迫する私のどこが良い人だっていうの?」

「友達のためにそこまで頑張れるのは、良い人くらいですよ」


そのとき、オーダーした紅茶と付け合せのお菓子がやってきた。

ウェイターがテーブルの上に丁寧に品を並べていく。
並べ終わると若いウェイターは「ごゆっくり」と挨拶をすると奥へ下がっていった。

紅茶を一口飲む。

味の良し悪しは正直よくわからない。
不味くはないことは分かるが、具体的にどう美味しいのかと聞かれると答えることは出来ない。

だが、飲んで気分が良くなるのは確かだ。
暖かい紅茶の香りと味は心に沁みわたるようだった。

向かいのテーブルからも良い香りがする。
バラのような香りは、また違った風情を感じた。

会話は自然と止み、静かな時間が流れた。








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