過去ログ - はりおん! 〜播磨拳児はうんたんに恋をする〜
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29: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/03(火) 20:27:21.26 ID:c4huLTh3o

 そんな二人の様子を眺めるほかのバンドメンバー。

「青春ですねえ、ムギちゃん」

「若いっていいわね、唯ちゃん」

 唯と紬の二人はニヤニヤしながら澪と播磨の様子を眺めていた。

「いやいや、ムギ先輩も澪先輩と同い年でしょうが」と、的外れなツッコミを入れる梓。

「聞こえてるぞ!」

 恥ずかしくなった澪はそう言って立ち上がった。

「あれ? 澪ちゃん緊張ほぐれたんじゃないの?」

 そんな澪の姿を見て唯は言う。

「そ、そういえば……」

 先ほどまでの不安が嘘のように消えたようだ。

 そして、

「とう!」

「うわっ!」 

 次の瞬間、律が播磨の背中にダイブしていた。

「何すんだ田井中!」

「播磨、澪ばっかズルいぞ。あたしにもおまじない的なものを教えてくれよ」

「ああ? お前ェは別に必要ねェだろう」

「いや、必要だね。緊張しまくりだから」

 律は播磨の背中から降りて胸を張る。



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