過去ログ - 知久「今日はほむほむの特売日だ」
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233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2012/01/15(日) 01:30:46.91 ID:c+C0HDhC0
知久はアタッシュケースの中から、今度は番のほむほむとまどまど取り出した。先程のほ食sとは違い、なんの
変哲もないほむほむとまどまどだ。唯一の違いは背中に見滝原市のマークがついている事だけだ。
知久「この会議室の下は市民センターになっていて、確か厨房がありましたよね?そちらに移動しましょう。」
知久にそう促され、公聴会のメンバーは厨房へと移動した。
知久「いまからこのほむほむとマドマドを調理しますので、説明の前に召し上がって頂きましょう。」ブチブチ!ジュウウウゥウウウ!!
ほむまど「ホ、ホビャアアアァァァァアアアア!!!!!!マドギャァァアアアァー!!!!!」「マギョォォオォオオオォ!!!!!ホビュラヂャァアァァァ!!!!!」
ほむまど「」「」 ホカホカ
知久「さぁどうぞ。冷めない内に。」
知久の一流シェフ顔負けの手さばきに驚きを隠せない一同。しかし出来上がった料理の極上の匂いに自然と箸がすすむ。
市長「このほむ飯・・・・。以前高級レストランでりぼほむと仔りぼほむの親子ほむ飯を食べた事があるが、そんなモノとは比べものにならんぞ・・・・。」
愛護「このまどまどのカルパッチョ・・・。何?なんなの?これがこの世の味とは思えないわ・・・・。」
学者「鹿目はん;;なんちゅう・・・。なんちゅうものをくわせはるんや;;;;」
その味に感嘆しため息をつくもの。言葉を失うもの。感激のあまり泣き出すもの。表現は違えど皆感動に浸っている。
知久「これは私が長年研究開発を進めようやく完成した食用ほむほむとまどまど。名付けててミタキハラです。」
知久「私は見滝原でほむほむの養殖に携わる酪農家に、ミタキハラ以外のほむほむを生産しないという条件でミタキハラの番と
繁殖、生産のノウハウを無償提供しようと考えています。」
学者「・・・。あー。。。またとんでもないモノを作りましたね・・・。鹿目さん。この背中の見滝原のマークの正体は・・・。」
知久「流石先生おわかりですか!ミタキハラは遅行性のほむほむ病なんです。背中のマークはその斑点です。
これがミタキハラの飛びぬけた味の理由です。万が一逃げ出した際、野生種と番になり繁殖するのを防止する事もできます。」
学者「肉はなんでも腐りかけが一番うまいですからねぇ。逃げ出したとしても食用、しかも遅行とはいえほむほむ病です。
野生で生きてくのは不可能でしょう。野生種も怖がって近寄りません。100%人間の管理下に置けますね。」
愛護「そしてこの味ですわ。消費者はほっておくわけがない。」
知久「ちなみに値段は完全にミタキハラに切り替えて養殖すれば、通常の食用ほむほむと変わりません。ただ私はミタキハラを
見滝原以外には出す気はありませんがね。」
市長「いったい君は何を考えているんだ?この仕事君に一任しようと思う。君が思い描いている事をやってみてくれたまえ。」
知久「その言葉を待っていましたよ!なぁにやることは特段大それた事ではありませんよ最初に言ったでしょ?駆除と同時に
。 街の経済と生活を活性化させるんです。実は既に我が家の子供達に今紹介したほ食種を渡し、食卓にはミタキハラを並べています。
それをホームビデオに納めていますので、まずは地元TV局の見滝原MXでそれを連日放映してください。」
膨大な知識 卓越したスキル そして溢れる情熱。市長と公聴会を説得した知久は、最後にこう言った。
知久「市長!学者さん!愛護さん!見滝原の安全と今後の発展を目指して一緒に頑張りましょう!見滝原はほむほむと共にある!!」
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