過去ログ - 知久「今日はほむほむの特売日だ」
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594:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/01/26(木) 03:00:30.92 ID:TiOnKfzTo
結界の中の生きたほむほむの数は、どんどん減っていきました。
でもお人形さんは残りのほむほむを使って、まだいろいろと遊んでいました。
気がついたら、いつのまにかサッカーは終わってたみたいです。
お人形さんは新しい遊びを始めていました。
不思議な力で不思議な遊びを始めていました。
お人形さんは一匹のほむほむを捕まえて、
その姿を、とても面白く、とても可愛らしく変えて私に見せてくれました。
……お人形さんは不思議な力で、ほむほむをゴムのように引き延ばしていました……
お人形さんは私に、普通の世界では絶対に見られない物を、
不思議で間抜けで不細工でグロテスクで惨めで面白くて可愛いほむほむを、
私の目の前に連れてきてくれました……
そして私は……
……無意識に、本当に無意識に、可愛いほむほむに微笑んで話しかけました……
「……ほむほむ、可愛い格好だね……」
次の瞬間……
……私は心臓が止まるかと思いました……
無表情なお人形さんが、私を見つめていました。
あの恐ろしいお人形さんが、私に視線を向けていました。
私は本能的に、お人形さんが私に興味を持った事が分かりました……
「…………!?」
「…………」
「……いやっ、いやっ! いやぁぁああーっ!!」
…………………………
………………
……
そしてこの後、私は少しの間、ほむほむ達ほどハードではないにしろ、
お人形さんの玩具として遊ばれた後で……
魔法少女になっていた、さやかちゃんに救出されました……
時間稼ぎをしてくれた大勢のほむほむ達と、さやかちゃんのおかげで、
私はこの夜、結界の中で死なずにすみました……
…………………………
………………
……
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