過去ログ - 俺「女になった」
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4: ◆SSssRnAEXA[sage]
2012/01/06(金) 07:48:00.94 ID:041QJHWIO
「よっす!元気でやっちょるかね!」

陽気な声と共に俺の右側を自転車の女の子が通る

彼女は『私』の親友である小島 友美だ

幼い頃からの友人で登下校や昼食を共にする

「友美、今日はご機嫌だね」

「あー、やっぱりわかっちゃう?長い付き合いだもんね!」

一週間の付き合いだけどな

友美の機嫌はスグに行動にでるのでわかりやすい

「実はね、今日はデートなのですよ!」

その後、友美は勝ち誇った顔でこちらを見てきた

友美はスタイルも性格も良い

彼氏が羨ましいくらいだ

しかし今の俺は飽く迄『私』として生活しなければいけない

いや、別に強制はされてないか……

でも、いつか『私』が目を覚ました時の為に俺は『私』を社会的に[ピーーー]のはやめなければいけないのだ
道徳的な意味で

「……私は、もう少しあとでいいかな。彼氏は」

残念ながら俺はホモではないので、彼氏をつくる気はない

これは俺の答えではなく『私』の答えだ

「ふーん、まぁ、美夏は彼氏とかいちゃいけないキャラだしねっ」

どんなキャラだ
本日二回目のつっこみたくなる腕を抑える

「は、ははっ……そう、だね」

まぁ、『私』は大人しい感じだしな

友美が言いたい事も多少は理解できる

「そうでしょ〜……あっ、そういえば美夏は今日日直じゃなかったけ?」

……あっそういえばそうだった

俺は和やかな会話をしている場合ではない

「……後ろ、乗ってくかい?お嬢ちゃんっ!」

友美が不敵な笑いを浮かべる
できれば遠慮したいのだが
……しかしながら、日直の仕事を間に合わせるにはこれしかないよな

全治前例の神よ……どうか死にませんように

「お、お願いしますっ!」

俺はぎこちない動きで友美の自転車の後ろに跨る

なんか開脚しててエロいな

「よーし、お嬢ちゃんしっかり捕まってろよ!」

友美が足をペダルにかける

……一応説明しておこう、友美の自転車はマウンテンバイクらしくt


ーーダッ
「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

……時速50キロまで出す事ができる

このあと警察に呼び止められ、日直には間に合わなかったのは言うまでもない


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