4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/01/09(月) 16:31:10.33 ID:EAYQUC/J0
背中がゾクッとする。怖いし、早く逃げたい。
このまま交番に駆け込もうかと思ったけど、もし勘違いだったら恥ずかしいし遅刻する訳にもいかない。
私はダッシュで学校に来たのだった。
純と憂が、私を心配そうに見ている。
怖いし、相談しようかな…。
でも、二人にはいつも迷惑ばっかかけてるし、心配かけたくないなぁ…。
今までを思い出して、やめた。
純も憂も、あまり自分の事は相談してこない。私が軽音部の悩みを話している時も、二人はうんうんといって聞いてくれるし、憂はアドバイスまでくれる。純も持ち前の明るさで私を元気づけてくれる。
今だってこうやって心配かけている。
助けてもらってばかりの私が、さらに迷惑なんてかけちゃいけない。
私は、恐怖心を隠しながら、なんとかごまかし、放課後までやってきた。
授業は全くと言っていいほど耳に入って来なくて、授業中もずっと今日の事を考えていた。
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