過去ログ - 梓「ストーカー」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/01/09(月) 16:32:35.93 ID:EAYQUC/J0


律「…落ち着いた?」
梓「……はい、…すみません…急に…」グスッ
律「大丈夫だってー、私が驚かせたのが悪いしな!」
梓「…ほんとですよ…」グスッ
律「…ん。ごめんな」ヨシヨシ
梓(いつもだったら『なんだとー?』とか言ってくるのに…)
梓(気を使ってくれてるのかな…)
梓「…いえ、冗談です…」
律「……そっか…よ、よかったー」
律梓「……」

再び沈黙が流れる。
律先輩はやっぱり何も聞いてこなかった。
唯先輩あたりだったら、『どどどうしたの?!?!なんかあったの?!?!』とか聞いてきそうだ。
律先輩も、きっとそうやってなんか聞いてくるのだろうと思っていた。
だから、どうやって話せばいいのか迷っていた所だった。

律「……あのさ、」
梓「…はい」
律「……友達に言いにくい事あったら、先輩…頼っていいんだからな?」
律「…………澪とか、ムギとか…皆いるし…な?」

最後のは照れ隠しだろう。
律先輩はやっぱり素敵な部長でした。
私の雰囲気で何か気づいてくれたのでしょう。私としては、先輩方にもいつも迷惑かけてばかりなのでこれ以上迷惑をかけるわけにいかない…と思うのですが。

でも、そろそろ私の心も限界です。
帰り道を想像すると、不安を隠せなくなってきます。

なので、思い切って律先輩に打ち明けてみました。

梓「あの、律先輩……実は…」

昨日の事も、今日の事も全部話しました。
途中でやっぱり怖くなってまた泣いてしまいましたが、律先輩は優しく私が話すのを待ってくれました。
いつもの不真面目で大雑把な律先輩は何処にもいません。



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