過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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389:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/03/20(火) 22:47:56.43 ID:g4i2h0qAO



グシャッ!!

上条の右手に人の肌の柔らかい感触とその下の硬い骨の感触を伝える。

上条は一歩を踏み出し右手を振るだけで良かった。残っていた力を込めて。

今まで近付くこともできなかった一方通行がわざわざ眼前に来てくれたのだ。千載一遇のチャンスを逃すはずがない。

上条の拳を顔面に喰らった一方通行は飛び出した勢いのまま向かって来た方へ倒れる。

一方通行は何が起こったのか分からず、混乱した様子で起き上がる。手で顔を拭うと鼻血が出ているのに気付き愕然としていた。

その一方通行へ上条がジリっと近寄る。暗い目をしながら。

「あ、は?い、痛い?はは、何だよそりゃァァァ」

「面白ェ、ははは、ちくしょう」

「イイぜ、最っ高にイイねェ」

一方通行は上条の方を見ずに叫んでいる。

「愉快に素敵にキマっちまったぞ、オマエはァァァァァァ」

そう言いながら上条へ振り向き再び右手を振り飛びかかる。

それを上条は暗い目で見ながら右手で弾くと一方通行の顔を殴る。

「ごぶぁ!?」

上条の拳を受けた一方通行は顔を仰け反らし後ろへよろける。

攻守が入れ替わり、上条が一方通行を攻め立てる。




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