過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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405:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/04/01(日) 01:31:45.42 ID:fQALKt4AO



10032号「あの少年はお姉様と余程親しい関係だったのでしょうか、とミサカは想像します」

10032号「でしたら、資料で見る超電磁砲ではなくあの少年の話すお姉様をお聞きしてみたいです、とミサカは希望します」

10032号「そのためにはあの少年を助けて、ミサカも生きていなければなりません、とミサカは決意します」

10032号「そして、いつかお姉様にお会いして、作り物の体に、借り物の心、お姉様〈オリジナル〉の偽物が本当に生きていていいのか、とミサカはお聞きしたいです」

答えはでている。
電気系能力の最高位であるお姉様〈オリジナル〉であればあの高電離気体を解消することもできたであろう。しかし、能力のレベルが数段下である妹達〈シスターズ〉の能力では不可能なことである。
一方通行は学園都市中の風を計算し集め高電離気体を作っている。複雑な計算を、それこそ『樹形図の設計者』でもなければできそうにもないことを行っている。
計算通りに風を操作できなければ霧散してしまう程に複雑な計算を行っている筈だ。
そこに不確定要素が入り込めばどうなるか?

10032号は少年の傍にある風車に目をやる。先程の暴風を受けて支柱もその上にあるプロペラも捻れている。

正常に動いている同じモノは学園都市中にある。その数は10万を超すとも言われている。風を受けるのではなく風を送るように動かせれば。

全ての風車を動かすことはできなくとも計算に僅かな誤差を生み出せればいい。

連絡を取らなくても全てのミサカは既に行動に移していた。

一方通行の計算に狂いが生じる。




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