過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
1- 20
408:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage saga]
2012/04/01(日) 02:16:44.68 ID:fQALKt4AO



初春「えっ?かっ上条さんダメです、動いたりしたら」

焦った声をだす初春に、上条は構わず前に出る。

一方通行は既に地を蹴り二人に向かって迫っている。
手の届く距離に到達する。
初春に向かって手が伸ばされた。

何やってるんだよコイツ、初春さんまで傷つけるつもりかよ、と上条は思った。

そう思うと同時に右手は振り上げられている。
そのまま倒れ込むように体を預け、右手に全てを込める。

10032号からは終局がスローモーションのように見えていた。
弾丸のように飛ぶ一方通行も、その一方通行に手を伸ばそうする少女も、そして三人が絡み合い、僅かの差で少年の右手が一方通行の顔面に突き刺さる様を見ていた。

一方通行は顔面に拳を受け、弾かれるのではなく地面へと押し倒される。

「終わらねェじゃねェか」

上条と初春にはそんな声が聞こえた気がした。

一方通行の体は地面に打ち倒され、あまりの衝撃に身体がバウンドする。

そして意識が途切れ、一方通行は動かなくなる。

上条も右手を打ち抜いた姿勢で固まっていたが膝から崩れ意識を手放した。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/793.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice