過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(四国)
[sage saga]
2012/04/05(木) 00:36:18.78 ID:kiKEXkbAO
一方通行となった彼に関わろうとするのは倫理感のない研究者と最強の肩書きを欲しがる馬鹿な連中だけだった。
そんな日々は彼の心を磨耗していく。一般の人間が持つ普通の感覚さえ持ちえなくなる。
それでも彼の深層意識には少女と触れ合った記憶が残っている。
あの時、既に絶対の力があればアレは防げたのではないか?
敵対するのが馬鹿馬鹿しい程の絶対的な存在になれば、いつかまたあんな時を持てるのではないか?
深層意識にそんな思いは隠れたまま、絶対能力進化実験を迎える。
その中であの少女と再会する。
道を違えていたことを知る。
その5日後には少女は命を懸けて一方通行に立ち向かって来た。
「ちくしょうが」
言葉を吐き出して一方通行は目覚める。最悪の寝起きだった。
寝ている間、一方通行は音が聞こえないよう反射をしている。その音の反射を起きた時点で切っていた。すると
玄関のドアがドンドンと音を鳴らしている。
誰かが来るはずもないのにドアが叩かれていた。
一方通行は面倒臭く、再度音の反射をして寝ようかと考えたが
「おーい、開けてくれぇぇぇ、一方通行ァァァ!」
聞き覚えがある声がする。
決して友人とかではない、そういう存在は一方通行にありえない。
一方通行の主な活動時間、居場所、簡単にいうと夜の路地裏でよく遭遇する相手だ。
名前のない武装無能力集団(スキルアウト)の一人、チンピラな格好をした少年だった。
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