過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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(四国)
[saga]
2012/08/15(水) 20:41:08.15 ID:V70QXWBAO
麦野「絹旗ッ!」
絹旗「お任せをッ!」
絹旗が右手を失ったアウレオルスに向け駆け出す。
途中で上条とすれ違う。
アウレオルス「ぐっう、『鋼の扉』」
絹旗を阻止するためにアウレオルスが想像(創造)したのは鋼で出来た城塞の扉、閂がかかり小柄な少女が突破できるとは思えない。
絹旗の目の前に鋼の扉が立つ。
絹旗は右手を振りかぶり鋼の扉を粉砕せんとする。
常識外の力がかかり閂は折れ、扉は跳ね開く。
少女の能力を見誤った結果。
アウレオルスは『窒素装甲』を知らざるが故に防御の選択を間違えた。
絹旗「能力者を舐めるなーッ!」
絹旗は叫ぶ。
アウレオルスはもう絹旗の手が届く距離。
絹旗は拳を振り抜く。
アウレオルス「『ーーーー』。」
絹旗の拳は空を切っていた。
絹旗は周囲を見回すもアウレオルスの姿はない。
アウレオルスが言ったのが行き先ならこの場には居ない。
それより見回した時、絹旗は不味い物を見た。
ピンポン玉ぐらいの大きさか、青白い球体がすぐ側まで来ている。
絹旗は急ぎ麦野、上条の居るところまで引き返す。
絹旗「何ですか、アレはーッ!?」
方向転換して追って来る光球。アウレオルスが残した鋼の扉を溶かしつつ迫って来る。
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