過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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983: ◆evJdM4Cpzc[saga]
2012/10/18(木) 16:39:03.43 ID:SlO88tMAO


浜面も暴走のなか、よく生きていたと思うぐらい、かなりボロボロ。

浜面「死にかけでも無さそうだ……死にそうな気分だがな……何で死んでねえのかな?」

ヘッドギアの少年に尋ねたわけでもなく、自分でも不思議そうに呟く。

ヘッドギアの少年は答えられない。

答えようにも胸から腹にかけて血が流れている。ヘッドギアの少年に答える余裕など有るわけがない。

殺傷力が低いと言っても至近距離。急所にでも当たれば、

ガクッと崩れる。

ヘッドギアの少年は膝をつき、三発の銃弾が命中した部分を手で押さえようとするが、途中で力尽き前のめりに倒れた。

その様子を見終わった浜面は立ち上がり、もう一度身を屈めると滝壺を抱きかかえる。

浜面「くっそ……打ち止めまで狙ってたのかよ…………まさか、追ってきてたもう一人は打ち止めの方についたのか?」

打ち止めが危ない。

滝壺のこともなんとかしなければならないが、打ち止めも助けにいかないといけない。

浜面は携帯電話を取り出して、打ち止めを預けた風紀委員の少女と連絡を試みるが連絡先を交換していないのを思い出す。

気を取り直して、こんな時の最大戦力、学園都市最強一方通行に連絡をいれても不通。留守電も残せない。

こんな時に、と毒づきながら滝壺を抱えて敷地をでる。

滝壺を病院に預け、打ち止めの行方をすぐ追わなければならない。

垣根もあの状態、能力を使えば暴走しかねない。調整する時間が必要なはず。

それぐらいの時間はあると信じるしかない。

無ければ、

助けに行けるまで、あの風紀委員の少女に期待するしかなかった。




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