過去ログ - キャス狐「冬木の聖杯ですってよ、御主人様!」
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394: ◆cABJvGmFjs[saga]
2012/04/09(月) 00:24:11.83 ID:3P8I0hX0o
---円蔵山地下---

ありす「けほっ、けほっ」

アリス「びっくりだね、ありす」

ありす「うん、びっくり」

アリス「だって遊び場が壊れちゃうんだもん」


ランスロット「――かっ――はっ――」ドサッ

セイバー・ガウェイン「「ランスロット!!」」ダッ

ランスロット「くっ――ははっ――何だ、ガウェインまでいるとは――まるであの日に還ったようではないか――ッ!」

ガウェイン「ランスロット!?何故――何故――貴方がバーサーカーなどに!?」

ランスロット「はは、さぁ、どうしてであろうな?ただ――適正があっただけ。それだけのことだ」

ガウェイン「くっ!私が!私があの時貴方を許してさえいれば、貴方は狂戦士になどならなかったかもしれないのに!」

ランスロット「いや、それは違う。これは私自身の業だ、あまり自分を責めるなよ。太陽の騎士が泣くなど――あってはならない」

セイバー「申し訳ありません、ランスロット。私はまた貴方に剣を向けてしまった――」

ランスロット「王よ――何を謝ることがありましょうか。忠を忘れた狂戦士など裁かれて当然ででありませぬか」
     「それに――謝るのは私です。私は貴方に忠節を誓っておきながら幾度と無く貴方を悲しませた――」

セイバー「いえ、今となってはそんなことどうでもいいのです!全ては私が――王としての私が――」

ランスロット「王―よ、何を今更と思われるかもしれませぬが、どうか私の最後の世迷い事をお聞きください」
     「貴方は――人の気持ちが分からなかった―されど――私が仕えるに―値した真の――王で―した―」サラサラサラ

ガウェイン「ランスロット――」

セイバー「――いきましょう、ガウェイン。士郎達が待っています」スチャッ

ガウェイン「――畏まりました、王よ」チャキッ

ありす「あれー、お姉ちゃん達も行っちゃうみたいだよ、アリス」

アリス「そうね、ありす。これじゃあ私たちと遊んでくれる人がいなくなっちゃうわね」

ありす「じゃあ、またお兄ちゃんに遊んでもらえばいいよ!ね、アリス」

アリス「そうね、そうしましょう。お兄ちゃんだったら、きっとまた遊んでくれるわよありす」タタッ

ありす「ふふっ、今度は何して遊ぼうかしら?」テチッ



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